忘年会・新年会でスマホの写真をその場でスクリーンに映す方法|幹事向け
忘年会や新年会の幹事をしていると、写真まわりで毎年同じことが起きます。当日は全員がスマホで撮っているのに、あとで見返せる場所には集まらない。翌日、誰かがLINEに数枚流して終わる——という状態です。
参加者が撮った写真をその場で会場のスクリーンに映すと、この構造が変わります。ここでは幹事が準備する順に整理します。
必要なものは3つだけ
- 大きく映せる画面(プロジェクター+スクリーン、または大型モニター・テレビ)
- その画面につなぐパソコン(会場備え付けか、幹事の持ち込み)
- インターネット接続(会場のWi-Fi、なければモバイルルーターやテザリング)
特別な機材は要りません。逆にこの3つが揃わない会場では、どのサービスを選んでも実現できません。会場を決める前に確認しておくのが確実です。
会場に確認すること
予約時か下見のときに、次を聞いておいてください。
- プロジェクター(またはモニター)を使えるか。使用料はかかるか
- 持ち込みのパソコンを接続できるか。接続端子は何か(HDMIが一般的ですが、変換アダプタが必要な場合があります)
- Wi-Fiはあるか。店舗スタッフ用ではなく、客席で使えるか
- スクリーンを出したまま歓談時間を過ごせるか(照明を落とす必要があるか)
居酒屋やレストランの宴会場では、プロジェクターはあってもHDMIケーブルがない、Wi-Fiはあるが電波が弱い、というケースが実際にあります。当日ぶっつけにせず、可能なら事前に一度つないで試してください。
費用の目安
写真投影のサービスは、結婚式向けに提供されているものが多く、そのまま忘年会でも使えます。ただし価格帯は幅があります。
- 結婚式向けの有料サービス … 2万〜12万円が中心(2026年7月時点で各社が公開している情報を筆者が調べたもの)
- 無料枠のあるサービス … 30枚程度までの試用が中心
- 会場の機材使用料 … 別途かかることがあります
忘年会の予算は結婚式と桁が違うことが多いので、費用に見合うかは事前に確認しておいたほうがいい部分です。無料枠のあるサービスは枚数上限が小さいものが多く、数十人規模の会だと当日中に上限に達することがあります。
当日の進行に組み込む
用意しただけでは、参加者はなかなか送ってくれません。進行に組み込むのが確実です。
- 開始前に数枚投稿しておく — 会場の様子や料理の写真で構いません。空のままだと最初の1枚が出にくくなります
- 乾杯のあとに一言アナウンス — 「テーブルのQRから写真を送ると、正面の画面に出ます」の15秒で参加率が変わります
- QRは各テーブルに置く — 入口だけだと見て終わりになります
- 歓談中は映しっぱなしにする — 自分の写真が出た瞬間にその卓が沸きます
気をつけること
社内イベントでは、写り込みの配慮を先に
職場の集まりでは、写真に写ること自体を避けたい人がいます。開始前に「参加は自由です」と一言添えておくと、その場で言い出しにくい人を救えます。
誰でも投稿できる=意図しない画像も出る
全員が投稿できる仕組みなので、映したくない画像が出る可能性はゼロではありません。投稿を削除できる管理画面があるサービスを選び、当日その操作ができる人を決めておいてください。幹事が進行で手一杯になるなら、別の人に任せるほうが安全です。
写真の後片付けを決めておく
集めた写真をいつまで残すかも決めておくべきです。社内の集まりの写真が、期限なくどこかに残り続けるのは望ましい状態ではありません。保存期間が決まっているサービスか、自分で削除できるサービスを選んでください。
photoba を使う場合
photoba は無料で、1イベントあたり500枚まで使えます。アプリのインストールも会員登録も不要で、QRを読むだけで参加できます。写真は保存期間を過ぎるとイベントごと自動削除されます。
ただし表示用に長辺1600pxへ縮小するため、大きく印刷する画質は残りません。記念として高画質で残したい写真がある場合は、別途元データを集める手段と併用してください。
会場設備の確認事項は、結婚式向けにまとめた式場に確認すべき3つのことがそのまま使えます。
photoba について
photoba は、ゲストの写真をQRコードだけで集めて、その場で会場のスクリーンに表示する無料のサービスです。登録もアプリも不要です。
写真は500枚まで、画質は長辺1600pxに縮小され、式の7日後に自動削除されます。高画質で長く残したい用途には向かないので、その場合は他の手段と併用してください。