アンプラグドウェディングにしなくても、スマホとうまく付き合う方法

公開日: 2026年8月14日
各社が公開している情報と一般的な式場運用をもとに作成しています。
指輪を交換する新郎新婦の手もと

アンプラグドウェディングという言葉があります。挙式中、ゲストにスマホやカメラをしまってもらい、撮影せずに見届けてもらうスタイルのことです。

理由はいくつかあります。バージンロードにスマホを構えた手が並ぶと、プロのカメラマンが撮る写真にそれが写り込みます。シャッター音が誓いの言葉に重なることもあります。何より、画面越しではなく直接見てほしい、という気持ちがあります。

一方で、全面的に禁止すると失われるものもあります。

禁止することで失われるもの

プロのカメラマンは1〜2人です。撮れる角度は限られます。ゲスト30人が撮る写真は、プロには物理的に撮れない角度と表情を含んでいます。

これらは撮り直しがききません。禁止するかどうかは、この2つを天秤にかける話です。

禁止か自由かの、二択ではない

実際には、間にいくつも選択肢があります。

選択肢1: 時間帯で分ける

いちばん実務的です。挙式のあいだだけ控えてもらい、それ以外は自由にします。

プロの写真を守りたい場面は、たいてい挙式(入場・誓い・指輪交換・退場)に集中しています。披露宴や歓談の時間まで禁止する必要は、多くの場合ありません。

挙式のあいだは、カメラをおしまいいただき、
おふたりを直接見守っていただければ幸いです。
披露宴では、ぜひたくさん撮ってください。

選択肢2: 場所で分ける

「バージンロードに出ての撮影はご遠慮ください、お席からは自由です」という伝え方です。

プロの写真に写り込んで困るのは、通路に出てきた人や、席から大きく身を乗り出した状態です。席に座ったままの撮影なら、実害は小さいことが多いです。

選択肢3: 特定の瞬間だけ止める

司会者から「ここは、ぜひ目で見てください」と一言入れる方法です。全体を通しては自由にしつつ、いちばん大事な数分だけ静かになります。

禁止ではなくお願いの形なので、角が立ちにくいのも利点です。

選択肢4: 撮影は自由にして、行き先を決める

撮ること自体は制限せず、撮った写真の集まる場所を用意しておく考え方です。

「自由に撮ってください、写真はここに送ってください」と示しておくと、ゲストの撮影が新郎新婦にとっての損失ではなく、収穫に変わります。写真がその場でスクリーンに映る方式なら、撮影行為そのものが演出の一部になります。

この場合でも、挙式中だけは控えてもらう、という組み合わせは可能です。選択肢1と4は併用できます。

アンプラグドにするなら、伝え方が重要

全面的に控えてもらう判断をした場合、伝え方次第で受け取られ方が変わります。

式場にも確認しておく

アンプラグドにする場合でも、式場自身の撮影は別です。式場のブログやパンフレットに写真が使われることがあるため、打ち合わせで確認しておいてください。詳しくはSNS投稿のお願いの記事にまとめています。

photoba の位置づけ

photoba は、上の選択肢4を実行するための道具です。ゲストが撮った写真の行き先を作り、その場で会場のスクリーンに映します。

ただしアンプラグドにしたい方に、撮影を勧めるための道具ではありません。挙式中は控えてもらい、披露宴から使う、という組み合わせが最も無理がないと考えています。

また、投稿された写真は主催者が管理画面から削除できます。映したくない写真が出た場合に、あとから対応できる設計にしています。

photoba について

photoba は、ゲストの写真をQRコードだけで集めて、その場で会場のスクリーンに表示する無料のサービスです。登録もアプリも不要です。
写真は500枚まで、画質は長辺1600pxに縮小され、式の7日後に自動削除されます。高画質で長く残したい用途には向かないので、その場合は他の手段と併用してください。

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